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2010-12-31

年の瀬の思いを書かせてもらう

昨日用事があって行った病院。
そこは娘がこの世に産まれて来てくれたインスブルック大学病院。
愛する人がそこで愛する宝物を産んでくれた所。
俺は偶然にもあの大きな敷地の中に幾つもの病棟がある中
ミーアの産まれた病棟で用事があった。
何か運命的な物、
何かを俺に気付かせる為に偶然ではなく必然を感じた。
それはきっと感謝の気持ちだと俺は思う。
毎日生きる中で、俺は目の前にある物が当たり前に感じて
感謝の気持ちを忘れたただのクソッタレな男になってた。

この世に産まれて来てくれた子供達。
産んでくれた美憂。
スポンサーや家族、仲間、
道具、お金、空気、食事、全てに対して感謝の気持ちを怠った
目の前にある現実が当たり前だと思っていた駄目な奴。

俺はこの先全ての事に感謝をし
全ての事に尊敬をして生きて行こうと思う。

下の写真だけど
この道はミーアが産まれる日、なかなか陣痛が来なくて
看護婦さんが「少し外を歩いて来たら?」って
美憂と二人でこの裏路地を歩いた。
今でもあの時の光や空気の冷たさ、美憂の表情、着ている物
全てが鮮明に頭の中にある。そこ通った時は涙腺緩みまくりで人には見せられん顔になってたわ。
美憂は日本で産むのでさえ大変な出産を
異国の地で何も文句を俺に言わずにしっかりと
前を見て宝物を産んでくれた。
世界一の女性だ。俺の何年あるか分からない人生を彼女の為に全てを
捧げる事に一寸の迷いなど無いと心から言える。
子供達産まれた時の事、美憂がこの世に産まれて来てくれた事考えるだけで涙が止まりません。本当に本当に本当に本当にありがとう。

俺の戦う場は雪の山。
雪の山で最速を目指し最高のテクニックで誰よりも速く
滑り降りる。
俺が世界で世界一を求め戦って行くのも
そう長く無いのも理解してる。
死ぬ気でやろうって思う。
今までの駄目な自分をただして前に進み駄目だった自分を
見直してもらうには自分が変わって自分が死ぬ気でやって償いただすよりない。

俺はもがいてももがいても、もがかなくても、苦しんでも苦しまなくても
楽だけはしないで厳しい道を選択し、一つ一つクリアして
大切な物を守り、愛する人の人生に勇気や優しさや安心を与える
男になると誓う。

誰に?
神様と自分にだよ。


俺の文章力じゃなかなか思った事、感じた事、後悔、決意
そう言った事を伝える事が難しい。
でも俺の一番大切な物は目の前にあって
フとしたら忘れてまいそうなくらい近くにあるって事で
何も遠くに手の届かないもんが大切って事じゃなくて
イッチバン近くにある物がイッチバン大切って事なんです。
それが俺の大切なもんです。

2011年も皆健康でな。
今年も本当にありがとう。
キッツイ事や最高の事いっぱいあると思う。
それでも諦めずに進んでこうな。

この文書くのに4時間くらいかかってしまったわ 笑

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