ワールドカップのシーズンを終えアルペンの世界トップシーンで
過ごした時間に区切りを付け
Next levelと言うテーマに向かって進み始めた。
自分に取ってのオリンピックがとてつもなく大きな物で
とてつもなくシビアで困難な物だった事は結果が物語っている。
競技者としての大きな目標。
子供の頃からの大きな目標の一つとしての
オリンピック金メダル
手が届かなかった。勝つ事だけを意識して
勝っている自分を思い浮かべ
長い時間イメージを作って来たが最後まで手に出来なかった。
それでも自分には後悔は無い。
なぜなら目標までの道のりで精一杯いきがり
精一杯攻めて
一生懸命に過ごして来たからだと思う。
そしてもう一つ
自分のスキーヤー像と言う物が具体的にあったからだ。
俺は速さだけを追い求めるアスリートではなかった。
どう魅せるか
どう喜ばせるか
どう勝つか
常にそんな事を考えながらアルペンをしてきた
どう魅せるかと言う部分でとうとう自分のマインドはアルペンの枠をこえてしまった。
スキーヤーとしてどうすればプロフェッショナルな滑り手になれるか
そんな思いが強くなった今、俺は新たな世界に滑りに来た。
俺が見に来た世界のほんの一部をこれからは
ここで紹介して行く事になると思う。
写真は昔から好きでこれからも撮って行きたい。
世界中の雪と景色。
その空間の美しさ強さ険しさ優しさを共有出来たらそれは凄く嬉しい。
スキーを愛し自然を愛し山を真剣に覚えようとする姿は 現役の技術選チャンピオン、 ナショナルデモンストレーターとは思えない姿勢で発展している。 そんな滑り手に刺激を受けないはずが無い |
朝から山に入り登っては滑り登っては滑り 夕日を狙ってまた登り日が赤く染まるまで待つ井山敬介 |
自然のアート 太陽の力 風の力 雪の力 多くの条件が重なり交わり合って出来る二度と同じ物が出来ない それが究極の自然アート |
西向かって歩いて行くと山の先には石狩湾が広がっていた 分かって歩いて向かっているけどそれでもやっぱり感動する |
こう言った景色を見ていると色んな考え方ががズレているなと
考え直すきっかけを与えてもらえる。
スカイツリーから見る景色も素晴らしいだろう
東京タワーから見る街の煌びやかな光も綺麗だろう。
また下から見る空にそびえ立つ電飾されたタワーを見るのも綺麗だと思う
実際に綺麗だと感じる
でも最も美しいのは自然が作り出す本来あるべき姿を見た時の景色や
自然のアートではないかと
これからも自然と上手く付き合って行きたい。
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